太平記・日野俊基関東2度目の召還
落花の雪に踏み迷う,交野の春の桜狩,紅葉の錦を着て帰る, 嵐の山の秋の暮れ,一夜を明かすほどだにも, 旅寝となればものうきに,恩愛の契り浅からず, わがふるさとの妻子をば,行方もしらず思いおき, 年久しく住みなれし,九重の帝都をば,今を限りとかえりみて, 思わぬ旅に出でたまう,心の中ぞ哀れなる。 ★ 鎌倉・葛原が岡に刑死した「日野俊基」の墓があります。